ダム・河川管理システム

ダム・河川管理システム

水資源の有効活用や、放流量を調節して水害を防ぐなどの役割を持つダムの管理を、安全かつ迅速に行なうためのシステムです。 雨量や流入量、貯水量などのデータ収集、警報の判定、ゲート開閉の調節等の機能により、ダムの効率的な運用を支えています。

また、テレメーター・テレコントロールシステムなどの沿革監視制御によって対象地点の各種データ観測し、データを取得したり各種制御を行います。もちろん災害に強い無線データ通信を主に用います。

ダム放流の際には河川下流域に向けて水位上昇の警報を行います。サイレン、回転灯、表示盤、スピーカ放送など、さまざまな手法で情報伝達します。

放流警報局

モーターサイレン、スピーカー、LED表示板などによって情報伝達を行います。もちろん落雷抑制型避雷針も標準装備しています。

監視制御集中管理センター

ダム管理事務所など、各種データ収集・解析を行い各種制御を行い、各警報局に警報などを発報します。

浸水に強い高床式の無線放流警報局です。テレメーター・テレコン設備を実装併用可能です。

最近主流の柱上型局舎です。浸水に強く省スペースです。

高性能スピーカーの採用

高い明瞭度と音圧を両立させています。ワイドな指向性、明瞭度切替機能。 直下の音圧を抑え広いエリアへ音をクリアに伝達します。

位テレメーター併用警報局。両面型LED表示板を実装しました。

システム構成例

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システム鳥瞰図

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特 長

システムの特長(国土交通省 新標準仕様【平成16年7月版】準拠システム)

  1. 従来のシステムに比べて装置数を大幅に削減するとともに、端末からの操作を中心とした、扱いやすいシステムとしています。
  2. 主要放流設備に対して、操作ルートを2重化(自動系FL-net・手動系FL-net)することにより、操作の確実性と信頼性を確保し、安全な放流操作が行えるものとしています。
  3. JIS C 0508等、機能安全関連規格に準拠した機能検証を行うことにより、安全性・信頼性の高いシステムを構築します。
  4. パソコンやネットワーク機器、PLCなど汎用品を用いた構成とし、システムコストの低減をはかっています。
  5. ダム情報を演算する放流操作装置のバックアップ機能を放流判断支援・流出予測装置に持たせることにより、ダム情報の継続的な提供を確保しています。


主要納入先・または

仕 様

以下の仕様に準拠しています。

 ダム管理用制御処理設備標準設計仕様書(案)
 (平成16年7月 国土交通省河川局河川環境課発行)

 
ダム管理用制御処理設備標準設計仕様書(案)同解説
 
(平成17年6月 (財)ダム水源地環境整備センター発行)

    ダム管理用制御処理設備標準設計仕様書(案)同解説はこちらからご利用いただけます。
   (※ 平成19年12月 管理日報Ⅰ データ種別変更に対応)


主要お納入先・施工先またはメンテナンス先

千葉県 柏土木事務所 様

栃木県 安足土木事務所 様

栃木県 河川課 様

栃木県 鹿沼土木事務所 様

栃木県 県土整備部 様

栃木県 大田原土木事務所 様

栃木県 企業局 今市発電管理事務所 様


千葉県 ⾧生土木事務所 様

栃木県 矢板土木事務所 様

栃木県 日光土木事務所 様

国土交通省 高崎河川国道事務所 様

栃木県 那須農業振興事務所 様

栃木県 宇都宮土木事務所 様

国土交通省 日光砂防事務所 様

千葉県 葛南土木事務所 様

国土交通省 ⿁怒川ダム統合管理事務所 様

栃木県 烏山土木事務所 様

国土交通省 霞ヶ浦導水工事事務所 様

関東農政局 利根川水系土地改良調査管理事務所 様

国土交通省 下館河川事務所 様

茨城県 土木部河川課 様